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新米のおいしさを、できるだけ長く。|籾のまま保存する理由

長野県・伊那谷のファーム有賀です。

いよいよ、今年も新米の季節がやってきます。

田んぼの稲穂も黄金色に変わり、収穫まであと少し。

この時期になると、農家である私たちも最初の新米を食べるのが楽しみになります。

ところで、

新米のおいしさって、秋だけのものなのでしょうか。

収穫したばかりのお米がおいしいのはもちろんですが、私たちが大切にしているのは、その先です。

秋に収穫したお米を、冬も、春も、そして夏も。

一年を通して、できるだけ良い状態で食べてもらいたい。

今日は、そんなファーム有賀のお米の保存と精米について少し書いてみます。

新米は、収穫したら終わりではありません

春に田植えをして、夏を越え、秋にようやく収穫を迎えるお米。

農家にとって、稲刈りは一年の大きな節目です。

でも、お米を食べる側から考えると、そこから先の時間の方がずっと長く続きます。

秋に収穫したお米を、何か月もかけて食べていく。

だから私たちは、

「どう育てるか」と同じくらい、「収穫した後にどう扱うか」も大切だと考えています。

ファーム有賀は「籾のまま」保存します

収穫した稲は乾燥させたあと、すぐにすべて玄米や白米にしてしまうのではなく、ファーム有賀では籾(もみ)の状態で保存しています。

籾とは、お米の一粒一粒が籾殻に包まれている状態のこと。

田んぼで実ったお米に近い姿です。

私たちは、この籾の状態をできるだけ保ちながら、お届けする時を待ちます。

少し手間はかかります。

それでもこの方法を続けているのは、

秋だけではなく、一年を通してお米を楽しんでもらいたいから。

それが一番大きな理由です。

必要な時に、籾摺りをする

籾の中にあるのが、普段「玄米」と呼んでいるお米です。

籾殻を取り除く作業を「籾摺り(もみすり)」といいます。

ファーム有賀では、収穫したお米を一度にすべて籾摺りするのではなく、ご注文や発送に合わせて籾摺りをしています。

玄米をご希望の場合は、その状態でお届け。

白米をご希望の場合は、そこからさらに精米します。

つまり、

籾で保存 → 籾摺り → 必要に応じて精米 → お届け

という流れです。

農家から直接お届けするからこそ、できるだけこの流れを大切にしています。

精米したお米も、少しずつ変化していきます

白米は、玄米の表面にある糠の部分を取り除いた状態です。

精米すると、私たちが普段食べている白いお米になります。

ただ、お米も食品です。

精米した瞬間から少しずつ状態は変化していきます。

だからこそ、ファーム有賀では必要以上に早く精米して置いておくのではなく、

発送に合わせて籾摺り・精米する。

という方法を大切にしています。

ほんのひと手間ですが、毎日のご飯だからこそ、できることは丁寧に。

そんな気持ちでお届けしています。

白米、玄米、5分づき。それぞれの楽しみ方

お米の食べ方は、家庭によって違います。

白米は、いつもの食卓で楽しみやすい定番。

玄米は、お米そのものを丸ごと味わいたい方に。

5分づきは、白米と玄米の間くらいの精米方法です。

ファーム有賀では、商品に応じて白米・玄米・5分づきからお選びいただけます。

毎日食べるものだからこそ、ご自身の暮らしに合った食べ方を選んでいただけたらと思います。

一年を通して食べるものだから

新米の季節は、やっぱり特別です。

炊飯器を開けた瞬間の香り。

つやのある炊き上がり。

口に入れたときのみずみずしさ。

一年に一度の新米を楽しみにしてくださる方もたくさんいます。

でも、お米を食べるのは秋だけではありません。

冬も食べる。

春も食べる。

夏も食べる。

だから、ファーム有賀が目指しているのは、

「新米の季節だけおいしいお米」ではありません。

一年を通して、できるだけ良い状態のお米を届けること。

そのために、籾で保存し、お届けする時期に合わせて籾摺り・精米しています。

年間定期便も、同じ考え方から始まりました

ファーム有賀では、令和8年産のお米を一年を通してお届けする年間定期便もご用意しています。

ただ、私たちは「毎月お米を買うサービス」というより、

「今年一年、自分たちが食べるお米を農家に取っておいてもらう」

くらいの感覚で考えています。

秋に収穫したお米の中から、年間定期便をご利用いただく方のお米を先に確保する。

そして、そのお米を籾の状態で保存し、必要な時期に合わせてお届けする。

田んぼで育てるところから、保存、籾摺り、精米、そして食卓まで。

一年を通してつながっている。

そんなお米の届け方ができたらと思っています。

今年も、もうすぐ収穫です

令和8年産(2026年産)のお米も、いよいよ収穫の時期を迎えます。

コシヒカリ。

ミルキークイーン。

長野県生まれの風さやか。

そして、昔から受け継がれてきた希少品種の亀の尾など。

今年も、それぞれの田んぼで育っています。

春から見てきた田んぼが黄金色になっていくと、

「今年もここまで来たな」

という気持ちになります。

あとは、一番いいタイミングを見ながら収穫するだけです。

新米のおいしさを、できるだけ長く

お米のおいしさは、品種や産地だけで決まるものではないと思っています。

どう育てるか。

どう収穫するか。

どう保存するか。

そして、いつ籾摺り・精米して届けるか。

田んぼから食卓まで、すべてがお米づくりの続きです。

秋に収穫した新米のおいしさを、できるだけ長く。

今年も伊那谷から、大切にお届けします。

令和8年産のお米について

令和8年産新米、各品種、年間定期便については、ファーム有賀のオンラインストアでご覧いただけます。

今年のお米を選ぶときに、伊那谷で育ったお米も思い出していただけたら嬉しいです。

https://kj119.stores.jp/

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