いま、信州伊那谷では「中干し」の時期を迎えています
長野県の南、信州伊那谷の水田では、7月に入り「中干し(なかぼし)」と呼ばれる稲作の重要な工程に入っています。
◆ 中干しとは?
水を一度抜いて土を乾かし、稲の根を鍛える作業のこと。
根張りが良くなり、倒伏(稲が倒れること)を防ぎながら、甘みと旨みが凝縮されたお米に育てるために欠かせない工程です。
この中干しを経て、稲はさらに深く根を張り、実りの秋に向けてぐんぐん育っていきます。
ファーム有賀のお米、2025年も順調に育っています
ファーム有賀では、今年も6品種のお米を栽培しています。
なかでも「コシヒカリ」「亀の尾」「ササシグレ」「いのちの壱」の4品種は、特に丁寧な管理を行い、年間定期便の中心として多くのお客様にお届けしています。
◆ 品種のご紹介
- コシヒカリ(スタンダードライン)
ふっくらした粒感とバランスの良さが魅力。炊きたての香りと甘みは王道の味わいです。 - 亀の尾(プレミアムライン)
幻の酒米とも呼ばれる、歴史ある品種。香り高く、冷めても美味しいのでおにぎりにも最適。 - ササシグレ(プレミアムライン)
ササニシキのルーツ。柔らかな食感と品の良い甘さで、和食と相性抜群。 - いのちの壱(プレミアムライン)
大粒でモチモチ感がありながらも、すっきりとした後味。まさに“記憶に残る”ごはん。
今年の春から続く天候と水管理にも恵まれ、今のところどの品種もとても順調に育っています。
秋には、香り豊かな「旬の新米」として、皆さまの食卓へお届けできそうです。
まとめ|この秋、「わたし専属の農家」から旬のごはんを
中干しの風が吹き始めると、私たちの気持ちも少し秋の気配に向かいます。
毎年この時期になると、「あの方の食卓に、今年もちゃんと美味しいお米を届けたい」と背筋が伸びる思いです。
ファーム有賀の定期便は、ただ“お米を届ける”だけのサービスではありません。
一年かけて、暮らしに寄り添う「旬」を届ける、そんな時間の贈り物です。
今年も、ご縁のある方にお届けできることを楽しみにしております。
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