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**年を結ぶ、ごはん。いくらと白だしで炊く、羽釜の祝い飯**

年末の台所は、不思議と静かです。

慌ただしい一年を終え、

火にかけた羽釜の前で、ただ湯気と音を待つ時間。

このごはんは、

「豪華に見せるため」の料理ではありません。

米の甘み、出汁の気配、いくらの塩味。

それだけで、きちんと“祝い”になる一皿です。

このごはんが向いている人

・年末年始は、外食より家で整えたい

・日本酒を、料理と一緒に静かに味わいたい

・派手さより「ちゃんとしている」食卓が好き

・素材の良さが、分かる人をもてなしたい

そんな方に、そっとおすすめしたい羽釜ごはんです。

なぜ「白だし」なのか

白だしは、主張しません。

けれど、米の甘みを引き上げ、

いくらの塩味に輪郭を与えてくれます。

炊き込みご飯のように具を入れず、

“香りだけを添える”。

この引き算が、年末の食卓にはちょうどいい。

材料(コシヒカリ3合分)

・コシヒカリ … 3合

・水 … 485ml

・白だし … 大さじ2と1/4

・酒 … 小さじ1と1/2

・塩 … ひとつまみ強

・いくら(醤油漬け) … 適量

・大葉 … 1〜2枚

・柚子皮(あれば) … ごく少量

※ 具は入れません。

主役は、あくまで米です。

下準備|米と向き合う時間

最初の水は、10秒で捨てます。

押す、離すを4回。

すすぎは2回だけ。

ザルにあげ、20分。

この時間で、米が落ち着きます。

「研ぐ」というより、

余計なものを手放す作業。

年末に似ています。

水加減について(とても大切)

水は 485ml。

ここに白だしと酒を別で加えます。

合計液量は約530ml。

羽釜は蒸発が少なく、

コシヒカリは水をよく吸う。

この加減が、

**粒立ちと艶を両立させる“祝いの水量”**です。

炊き方|音を聞く

  1. 強火 9分
     —— 低く重たい沸騰音が出るまで
  2. 中火 6分
     —— 出汁の香りが立つ
  3. 弱火 2分
     —— 音が静まったら火止め

蒸らしは 15分。

蓋は、開けません。

この時間で、味が一つになります。

仕上げと盛り付け

昆布があれば取り出し、

底から返すように1〜2回だけ混ぜます。

茶碗にふんわり盛り、

中央にいくら。

大葉は極細の千切りを少し。

柚子皮があれば、1本だけ。

多くはいりません。

香りは、最後に立てるもの。

食べ方のおすすめ

最初は、米だけで一口。

次に、いくらを少し。

最後に、大葉と一緒に。

白だしは前に出ず、

いくらは塩味だけを残し、

米の甘みが、静かに続きます。

日本酒が、自然と欲しくなるはずです。

このごはんがくれるもの

派手な驚きはありません。

でも、食べ終えたあと、

「ああ、ちゃんと年を越せるな」と思える。

そんな一皿です。

料理は、記憶になります。

年末のこのごはんが、

あなたの一年を、きれいに締めてくれますように。

いくらと白だしで炊く、羽釜の祝い飯**

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