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中干しが終わり、いよいよ“仕上げ”の季節へ

今年の「旬のごはん」、順調に育っています。

信州伊那谷の田んぼに、夏の風が吹きはじめました。

稲たちは中干しの工程を終え、これからお米の“味”を決める後半戦に入ります。

私たちファーム有賀では、この時期を“お米との対話の時間”と呼んでいます。

稲の姿、葉の色、風の通り方、水の匂い——

ひとつひとつのサインを受け取りながら、おいしさのピークへと導く最終調整が始まります。

 

中干しとは?なぜ大事なのか?

中干しとは、田んぼの水を一時的に抜いて、土を乾かす工程のこと。

これにより、稲の根がしっかりと酸素を取り込み、土壌中のバランスも整います。

まるで人間が体幹トレーニングをするように、稲も**“足腰”を鍛え直す**わけです。

この工程をしっかり行うことで、最終的な実の入りや倒伏の防止、病気への抵抗力など、

秋の品質に直結する**“見えない差”が生まれます**。

 

次に待つのは「穂肥(ほごえ)」という仕上げの施肥

中干しが終わると、再び田んぼに水を戻しながら、「穂肥(ほごえ)」のタイミングを見極めます。

これは、お米の粒をしっかりと実らせるためのラストスパートの栄養補給。

この時期の肥料は与えすぎても足りなくてもNG。

甘み、香り、粘り——

その年の“味”の方向性が、ここで決まると言っても過言ではありません。

私たちは、品種ごとの個性に合わせて穂肥の種類やタイミングを調整しています。

 

ファーム有賀の主力4品種をご紹介します

コシヒカリ(スタンダードライン)

ふっくらとした粒感と、バランスの取れた食味が魅力のスタンダードライン。

炊きたての香りとほどよい甘みは、まさに“ごはんの王道”。

毎日の食卓に、安心感のあるおいしさを届けてくれます。

 

亀の尾(プレミアムライン)

幻の酒米とも呼ばれる、歴史ある希少品種。

香り高く、冷めてもおいしさが長持ちするため、おにぎりやお弁当にもぴったりです。

一膳ごとに、静かで凛とした存在感を感じられるお米です。

 

ササシグレ(プレミアムライン)

ササニシキのルーツにあたる、繊細でやさしい食感の品種。

なめらかな口当たりと、品のある甘さが特徴で、和食との相性は抜群。

食材の味を引き立てながら、ごはんそのものの美味しさも楽しめます。

 

いのちの壱(プレミアムライン)

ひと粒が大きく、モチモチ感が際立つインパクトある品種。

それでいて、後味はすっきりと軽やかで、もたれずに食べられるのが魅力です。

“記憶に残るごはん”として、贈りものにも選ばれるお米です。

 

秋に向けて——黄金色の「旬の新米」へ

今年は春から天候にも恵まれ、水の管理も順調。

どの品種も、すこやかに稲穂を伸ばしています。

収穫まであとわずか。

風にそよぐ穂の姿に、スタッフ一同、日々の積み重ねを実感しています。

 

この秋、「わたし専属の農家」から、旬のごはんを

中干しの風が吹き始めると、私たちの気持ちも少しずつ秋の気配に向かいます。

毎年この時期になると、

「あの方の食卓に、今年もちゃんと美味しいお米を届けたい」と、

背筋が伸びるような気持ちになるのです。

香り豊かな“旬の新米”として、

皆さまの食卓にお届けできる日を、心から楽しみにしています。

 

年間定期便、受付中です

ファーム有賀では、収穫後の新米を“いちばんおいしいタイミング”でお届けする

【年間定期便】をご用意しています。

ご家庭用はもちろん、ご贈答やご自身へのご褒美としてもおすすめです。

お米の種類・精米度もお選びいただける専用プランをご用意しておりますので、

この機会にぜひ、「わたし専属の農家」としてのご縁を結んでいただけたら嬉しいです。

📦 ▶︎ https://kj119.stores.jp/

TEL0265-96-0038 お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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