このたび
ファーム有賀のおにぎり事業
おむすび Labo by Farm Aruga
のロゴが完成しました。
おにぎりは
ただの軽食でも
流行のフードでもありません。
私たちにとって
おにぎりは
米づくりの延長にある
もっとも正直な料理です。
余計なものをごまかせない。
だからこそ
向き合う価値がある。
そう考えています。
1 なぜ おむすび Labo なのか
Labo という言葉には
試す
考える
積み重ねる
という意味があります。
最初から完成形を決めるのではなく
米と向き合い
水と向き合い
炊き方
握り方
塩の量を
何度も確かめる。
その積み重ねそのものが
おむすび Labo です。
研究室のように
静かで
誠実で
結果をごまかさない。
そんな姿勢を
屋号に込めました。
2 ロゴに込めた世界観
ロゴの中心にあるのは
稲穂をモチーフにしたシンボルです。
派手さはありません。
強い主張もありません。
けれど
よく見ると
米づくりの時間
積み重ね
静かな誇り
が、にじむ形をしています。
おにぎりは
具や演出よりも
まず
米そのものが美味しくなければ成立しない。
その覚悟を
あえて控えめなデザインで表現しました。
3 米づくりからはじまる おむすび
おむすび Labo のおにぎりは
仕入れた米を使っていません。
自分たちで育てた米を
自分たちで理解し
どう炊き
どう握るかを決めています。
田んぼの状態
その年の気候
品種の性格。
それらを知らずに
美味しいおにぎりは作れない
と考えています。
おにぎりを作る前に
勝負は
すでに田んぼで始まっています。
4 シンプルであることへのこだわり
具だくさんにはしません。
味を足しすぎません。
塩
米
水。
この三つが
きちんと噛み合ったとき
おにぎりは
驚くほど深い味になります。
派手ではないけれど
何度でも食べたくなる。
その方向を
意識的に選んでいます。
5 おむすび Labo が目指すもの
私たちが届けたいのは
お腹を満たす商品ではありません。
納得できる一食。
背景まで含めて
美味しいと感じてもらえる一食です。
誰が
どんな土地で
どんな考えで
作ったのか。
そのすべてが
味になる。
それが
ファーム有賀の
おむすび Labo です。
6 これからについて
まだ
常設の店舗はありません。
けれど
このロゴは
これから積み重ねていく
すべての試みの
起点になります。
田んぼから
炊飯器から
土鍋から
手のひらから。
少しずつ
丁寧に。
おむすび Labo は
静かに
でも確実に
歩み始めています。
7 まとめ
おにぎりは
とても素朴な料理です。
だからこそ
作り手の姿勢が
そのまま味に出ます。
おむすび Labo by Farm Aruga は
米づくりから逃げず
手を抜かず
考えることをやめない。
そんな場所でありたいと思っています。
このロゴとともに
これからの歩みも
少しずつ
お伝えしていきます。