美味しいお米を長く楽しむために欠かせないのが「保存方法」。
ファーム有賀では、今年の新米がついに出来上がりました。
収穫したての風味をそのまま味わっていただくために、今年も「籾(もみ)保存」にこだわっています。
今回は、人気記事「籾保存と玄米保存の違い」に、新米シーズンの最新情報を加えて、
おいしさの秘密と、ご家庭での保存ポイントを改めてご紹介します。
1. 籾(もみ)保存とは?——自然のバリアが守る鮮度
籾とは、お米の外側に「籾殻(もみがら)」がついた状態のこと。
この殻が湿気や酸化、虫からお米を守る“天然のシールド”になります。
そのため、籾のまま保存すると鮮度が長く保たれ、風味と香りも新米のように感じられます。
さらに、防虫・防カビ効果も高く、自然の力でお米を守ることができます。
まさに「籾保存=時間を止める保存」と言える方法です。
2. 玄米保存との違い
玄米は、籾殻を取り除いた状態です。すぐに食べられるという利点がある一方で、
外気の影響を受けやすく、酸化や乾燥により時間が経つと風味が落ちやすくなります。
特に夏場の常温保存は、味の変化が早く進むため、冷蔵庫などでの低温保存(15℃以下)が推奨されます。
3. 保存方法ごとの特徴まとめ
籾保存は、鮮度を長期間保ちやすく、味と香りも劣化しにくいのが特徴です。
ただし、籾はかさばるため保存スペースは少し多めに必要になります。
常温でも保存可能ですが、湿気の管理が大切です。
一方、玄米保存はスペースをとらず扱いやすいものの、鮮度が落ちやすく、風味の変化も早い傾向にあります。
できるだけ低温で保管し、開封後は早めに食べ切ることが理想です。
4. ファーム有賀の新米も「籾保存」からお届けします
ファーム有賀では、すべての品種を籾のまま低温で保存しています。
お客様からのご注文を受けてから脱穀・精米することで、
精米したての新鮮な香りと甘みをそのままお届けしています。
「精米した瞬間の香りまでお届けしたい」
そんな想いで、私たちは毎回すりたてのお米を発送しています。
5. 2025年の新米、販売開始!
信州伊那谷の清らかな水と、昼夜の寒暖差が育てたお米が、今年も豊かに実りました。
今年の新米ラインナップはすべて、特別栽培米または無農薬栽培です。
コシヒカリ(特別栽培米)
風さやか(特別栽培米)
ミルキークイーン(特別栽培米)
亀の尾(特別栽培米)
ササシグレ(無農薬栽培)
いのちの壱(特別栽培米)
どの品種も、籾保存で守られた「旬の香り」と「透明感のある甘み」をお楽しみいただけます。
6. ファーム有賀の年間定期便|旬を閉じ込め、1年届ける
「いつでも精米したてを食べたい」
「重たいお米を毎回買うのが大変」
そんな声から生まれたのが、ファーム有賀の年間定期便です。
籾保存のお米を、季節ごとにすりたてでご自宅へお届けします。
旬を閉じ込め、1年届ける——“わたし専属”の農家直送お米定期便。
ご家庭の食卓を1年を通して支える、そんな想いでお届けしています。
詳しくは公式サイトをご覧ください。