こんにちは、ファーム有賀です。
今日は、私たちが育てている6品種のお米の中でも、“原点”とも言える存在——コシヒカリをご紹介します。
年間定期便でも一番人気のこの品種。
でもその魅力は「有名だから」ではありません。
この土地、この人、この育て方だからこそ生まれる、“ごちそうの白ごはん”。
そんなコシヒカリの物語を、お届けします。
【先代から受け継いだ、ファーム有賀の「原点米」】
コシヒカリは、昭和の時代から私たちの家で育てられてきた品種。
長年にわたって受け継がれ、日本の食卓を支え続けてきた「まさに王道のお米」です。
たとえ新しい品種が増えても、
このコシヒカリには“変わらない安心感”と“懐かしさを感じる美味しさ”がある。
だから私たちは、今もこのお米を大切に作り続けています。
【寒暖差がつくる、天然の“甘み”】
ファーム有賀がある長野県伊那谷。
標高はおよそ700メートル。
夏と朝晩の寒暖差がとても大きく、お米にとって理想的な気候です。
この寒暖差が、じっくりとお米に甘みと旨みを蓄える手助けをしてくれます。
栽培方法は、特別栽培米の基準に準じて、さらに有機質肥料(稲藁など)を加えた自然と科学のちょうどいいバランス。
土づくりから、ていねいに、まっすぐに。
自然の力と、手のぬくもりが育てたお米です。
【「炊きたての白ごはんだけで、ちゃんとごちそうになる」】
ファーム有賀のコシヒカリの一番の特徴は、
もっちり感と、ほどよい粒立ちのバランス。
ひと口目からふわっと広がる甘み、
噛むほどにじんわり広がる旨み、
冷めてもなお、美味しさが残る後味。
このお米は、炊きたてを一度食べてみていただければ、きっとわかっていただけるはずです。
【おすすめの食べ方:まずは「塩むすび」で】
おすすめの食べ方は、ずばり「塩むすび」。
何も足さない、何も引かない。
海の塩とこのお米の甘さが出会う瞬間に、きっと驚きがあります。
例えば、こんなシーンにぴったりです:
- 静かな朝、湯気の立つ炊きたてごはんを家族で囲む
- 手作り弁当に、そっと塩むすびを忍ばせる
- 自然の中で食べる、外ごはんの主役に
【“旬”を1年かけてお届けする、定期便というカタチ】
このコシヒカリは、「春の田起こし」「夏の陽射し」「秋の実り」…と、
一年の営みすべてを受けて育ちます。
だからこそ、私たちはこのお米を
**“旬を閉じ込め、1年かけて届ける”**というかたちで定期便に乗せています。
スーパーでは手に入らない、
「わたし専属の農家」から届くごはん。
ご家庭の食卓に、四季の移ろいと手のぬくもりをお届けできたら。
そんな想いで、一袋ずつ包んでいます。
【このコシヒカリが、日々の「静かな贅沢」になりますように】
ただの主食じゃない、
**“ごはんが主役になる日常”**を届けたい。
忙しい毎日の中でも、
炊飯器の湯気に顔を近づけたとき、
つやつやとよそった白ごはんを見つめたとき、
ひと口食べて「ふぅ」と息をついたとき——
そのすべてに、
小さな幸せと、静かな贅沢が宿るように。
ファーム有賀のコシヒカリ、
ぜひ一度味わってみてください。